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厄介な不動産

2018/05/29
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老朽空き家が問題になっていますが、この中でも非常に厄介なのが、

所有者が不明な不動産です。

住む人も、管理する人もいなくなった建物は、やがて老朽化して、

周囲に危険を及ぼす「特定空き家」となるでしょう。

そして、行政代執行で取り壊されることになります。

その後、残った空き地はどうなるのか?

放っておいても仕方がありませんので、行政が公益のために利用したいけれど、

現在の法律では、民法の規定で、「所有者のない土地は国庫に帰属する」

との条文があるだけで、具体的な手続きは決まっていないのだそうです。

ですので、現在の国会で、「所有者不明土地の利用の円滑化等に関する特別措置法」

を審議しています。この法案が可決すると、その所有者不明土地を一定期間借り上げる

という形になるようですが、行政が利用することが可能になります。

 

さらに、所有はしているものの、手に余る土地。これは例えば山林などではないかと

思いますが、こういった土地は一定条件を満たすことで、お金を払って国に

引き取ってもらうことができるという制度も、政府が検討し始めるそうです。

人口減少の社会を象徴しているような気がします。