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塗装の窓口という会社

2018/06/08
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最近、「塗装の窓口」というところから、ダイレクトFAXが届きます。

昨日はメールまで届きました。

どちらも荒川区の外壁塗装工事をお願いできませんか?という内容です。

 

まあ、紹介会社なのだろうと思い、調べてみましたところ、

まずはこちらに登録(加盟?)するのに15万円払う必要があるようです。

「ホームプロ」など、きちんとした紹介会社であれば、どこでもこういったことに

なっておりますので、まあそうなのでしょう。

問題に思うのは、その登録に当たっての審査基準が特にないということ。

今日思い立って「はいやります」と手を挙げればどんな会社でも登録できてしまいます。

こうなると、どのような問題が発生するのかは後で書いていきます。

 

そして、紹介案件が発生しますと、1件当たり1万5千円の紹介料を支払います。

これも、本気度の高いお客様ばかりが紹介されるのではなく、いくらくらいかかるのか

知っておきたいだけなど、当面予定はないという方のご紹介が多いとのこと。

これでは仕事を受注する前に紹介料ばかりが発生してしまいます。

そして、この費用はすべてお客様へ跳ね返ることになります。

 

さらに、仕事を受注した後は工事金額の10%を支払うのだそうです。

私の知る限り、支払うのは紹介料もしくは、成約手数料のうちのどちらかという会社ばかりなのですが、

なかなかあこぎだなと思います。結局これらの費用はお客様の工事費からしか支払われませんので。

 

外壁塗装というのは、10~20年に一度の工事となります。

私たちが行っている総合的なリフォームと異なり、なかなか一度縁のあったお客様へ「次もお願いします」

といっても、これだけの時間覚えておいていただくというのは困難だと思います。

ですのでこういったシステムが出来上がるのはある意味当然という面もあるでしょう。

 

しかしながら、先に書きましたように、そこに登録される業者の審査がないということは、

いい加減な会社でも、もっと言えば詐欺的な会社であっても登録できてしまうことになります。

恐ろしいのは、塗装工事の場合、見た目はきれいに仕上がってしまい、問題が出てくるまでに

少し時間がかかるということ。

 

弊社で今比較的大きな会社の社屋の大規模メンテナンスをさせていただいています。

しかし、その建物は実はほんの1年前に外装の塗装工事をしたばかり。

表面的にはきれいに仕上がっていますが、漏水はありますし、コンクリートの中の鉄筋からは

錆び汁が出ていました。

その会社の方も、まさかこんな結果になるとは思わなかったでしょう。

 

他にも、鉄骨造の住宅で、やはり1年前に塗装工事をしたものの、下地やサッシの周りの

コーキング工事をしなかったために、雨漏れが起こり、またもや足場をかけて外壁工事をしました。

というお宅もありました。

また、きちんと塗装工事をしたはずなのに、5年足らずで変色したり、ぼろぼろと塗装面がはがれて

きたというお宅も。塗装工事には防水工事と異なり、5年保証や10年保証というものはありませんが、

それにしてもあまりにも傷むのが早すぎます。

調べてみますと、下地と合っていない塗料が使用されていたり、耐久性があまり強くない材料が

使用されていました。塗装のプロであればそういったミスは起こさないと思いますが、

その原因は果たして知識不足によるところなのか、それとも材料費を安くしようとしてのことなのか、、、

そして、それを確認しようにも、これらの工事をした会社とはすでに連絡が取れない。

こんなことが身近なところで発生しているのです。

 

ですから、私は地域でなじみがあったり、問題が起きればすぐに相談もできるような会社に

お願いするのが一番ではないかと思います。

安物買いの銭失いということがなくなってほしいなと思います。