WORKS施工事例集
WORKS

荒川区 戸建てリノベーション「法的に建て直しができない家のリノベーション」※再建築不可の戸建て

  • 階段から差す美しい自然光
    階段から差す美しい自然光
  • 引戸の玄関ドア
    引戸の玄関ドア
  • ワンフロアーの一階。ドアの向こうにはキッチンなどの水回りがあります。
    ワンフロアーの一階。ドアの向こうにはキッチンなどの水回りがあります。
  • ストリップ階段で、空間的広さを実現
    ストリップ階段で、空間的広さを実現
  • 一階にある明るいキッチン
    一階にある明るいキッチン
  • 新たに設けた脱衣室
    新たに設けた脱衣室
  • 清潔なユニットバス
    清潔なユニットバス
  • 落ち着いた畳室
    落ち着いた畳室
  • 二階の洋間
    二階の洋間
  • 二階からの光が一階まで届きます
    二階からの光が一階まで届きます
  • 施工前
    施工前
  • 施工前
    施工前
階段から差す美しい自然光 引戸の玄関ドア ワンフロアーの一階。ドアの向こうにはキッチンなどの水回りがあります。 ストリップ階段で、空間的広さを実現 一階にある明るいキッチン 新たに設けた脱衣室 清潔なユニットバス 落ち着いた畳室 二階の洋間 二階からの光が一階まで届きます 施工前 施工前

お施主様はご自宅の老朽化の修繕と共に改装をご希望されました。具体的には下記のようなご要望をいただきました。

・狭小住宅のため、収納スペースを活用して空間をつくる。

・できれば採光にも工夫し、少しでも明るく。

・今後の加齢に備え、バリアフリーをできる範囲で実現したい。

耐震改修を行う。

・一階は食事、団欒、水廻りと生活空間の主になるところ。居間はワンフロアーにして、できれば畳(4~5畳)をひいて横になれると良い。

・浴室は新たに脱衣室を設ける

2階は二部屋、寝室は畳。

一方で、ご自宅は細い通路に面しているだけで、隣家との間隔も狭く、人が入ることもできないほどでした。更に、家の間口は二間弱(約3.5m)程で、間取りの変更と構造補強計画についても、非常に難易度の高いリフォームとなりました。

 

【一階リフォームについて】

一階に必要とされる機能を全て満たすには、床面積不足でとても窮屈な空間になってしまいます。そこで、居間と階段室の壁を取り払い、階段を一階の居間に取り込むことを考えました。さらに、階段をストリップ階段とし、二階の窓から差し込んだ自然光を、一階の居間へ、明るい壁で反射させながら導くこととしました。

【構造について】

既存の基礎の内側に、新たなベタ基礎を設け、木軸は構造解析に基づいて、筋交い等を入れ直しました。長手方向の外壁材(耐火板)の内側は、万一の漏水に備え、全目地コーキング(止水剤)を行い、断熱材を充填し直しました。

【工期】

3カ月

※建物への材料の搬入や解体材の搬出等の小運搬が通常の工事に比べて余分にかかります。

 

設計担当:高橋 あきら