ホーム リノベーション事例 02-荒川区 H様邸

吹き抜け廊下がある家

社屋兼住居だった築40年以上の鉄骨3階建てを減築し「とんがり屋根の山小屋風の平屋」にリノベーション。住まいの中央に吹き抜けの空間を設け、三方を隣接する建物に囲まれていても明るく心地よい住空間を実現しました。

DATA

吹き抜け

施主様のご要望は「日当たりのよい平屋」。屋根面に設置された天窓には「漏水のリスクや窓拭き等メンテナンスのしにくさ」といった問題があるため、とんがり屋根の平屋とし、壁面の高い位置に光を取り込むための横長の窓を設置。窓のメンテナンスを楽にできるよう、屋根裏部屋から屋根に出られるようになっています。家の中央には吹き抜け廊下を設け、明るく風通しのよい住まいを実現。低くなった建物の採光&通風問題を解決しました。

階段の上は屋根裏スペース。大きな納戸になっています。

LDK・個室

「山小屋のような家に住みたい」というご要望にお応えするため、建具などに天然木を多用。壁面には杉の羽目板を使用。「吹き抜け」からの光を取り込むため、各屋の扉はガラス入り、各部屋とも扉の上部に明り取り窓を設けています。

ダイニングキッチン

リビング

リビングとダイニングキッチンは間仕切りがないオープンな空間になっています。

和室

洗面室

寝室

玄関

リノベーションで問題解決

1

減築リノベーション

問題

「鉄骨3階建てを解体して平屋に建て替えたい」というご要望がありました。建て替えの場合、既存の建物の基礎を解体撤去し、再び新築の基礎工事をすることとなります。ところが、H 様邸の敷地は地盤の軟弱な地域に位置し、新たに掘り返すことで地耐力が落ちるという問題がありました。また、鉄骨の解体は木造に比べて費用がかかるうえ、道路事情によって大きな車両をいれることができないため、さらに工事費がかさむという問題もありました。

解決

鉄骨躯体を残した減築をご提案。1 階の構造体のみを残し、その上に新たな木造の屋根を設け平屋にしました。

Before

After

After

Before

1F

2F

3F

Before

After

1F

LOFT

After

2

耐震補強

問題

鉄骨の柱脚と基礎を緊結するアンカーボルトの入れ忘れや、不適切な位置が多く耐震性に不安を抱える状況でした。

解決

柱脚のベースプレートを基礎に緊結。

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